膵臓癌と「背中の痛み」の関係

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2025.12.12

膵臓癌と「背中の痛み」の関係

膵臓ってどこにあるの?
膵臓は、胃の裏側、背骨のすぐ前にある細長い臓器です。体の表面からは触れることができないほど奥深くにあります。
この「体の奥にある」という位置が、膵臓の病気を見つけにくくしている大きな理由です。
膵臓の2つの大切な働き
膵臓には2つの重要な役割があります。
① 食べ物を消化する
膵臓は消化液を作り、食べた物の栄養を体に吸収しやすくします。
② 血糖値をコントロールする
インスリンというホルモンを出して、血液中の糖分の量を調整します。これがうまく働かないと糖尿病になります。
なぜ膵臓癌で背中が痛くなるの?
膵臓癌の患者さんの多くが「背中の痛み」を感じます。その理由は3つあります。
理由その① 膵臓の位置
膵臓は背骨のすぐ前にあるため、膵臓の異常が背中に伝わりやすいのです。
理由その② 神経への刺激
膵臓の裏側には痛みを伝える神経の束があります。がんが大きくなるとこの神経を刺激し、背中に響く痛みが出ます。
理由その③ 周りの臓器への影響
がんが進むと周りの臓器を押したり炎症を起こしたりして、痛みが背中側に広がります。


膵臓癌の痛みの特徴
・体の奥からズーンとする痛み:表面ではなく、奥のほうから感じる
・食後に強くなる:食事で膵臓に負担がかかるため
・前かがみで楽になる:姿勢を変えると痛みが和らぐことがある
・仰向けで寝ているときや夜間に痛みが強くなりやすい
こんな症状があったら要注意!
背中の痛みだけなら、筋肉痛や姿勢の悪さでも起こります。でも、次のような症状が一緒にある時は注意が必要です。
・食欲がない
・体重が急に減った
・皮膚や白目が黄色くなった(黄疸)
・糖尿病が急に悪化した
早めの受診が大切
膵臓癌は早期発見が難しい病気です。しかし、超音波内視鏡検査(EUS)、CT、MRIなどで見つかることもあります。原因
のわからない背中の痛みが続く時は、医療機関で相談してみましょう。

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